前回、冷媒について少し触れましたが
今回は冷媒の種類などを調べてみました。
冷媒とは、エアコンの室内機と室外機をつなぐパイプの中を行き来して
空気中の熱を運んでいるガスのことでしたね。
そのガスにも色々と種類があるのです!
弊社にも、様々な空調機や冷凍冷蔵庫に対応できるように
R22・R404A・R407C・R410A・R32 などを常備しています。
この「R○○」が冷媒番号と呼ばれるものです。
かつて、エアコンから冷蔵庫まで幅広く使われていた
特定フロンと呼ばれるガスがありました。
こちらは塩素を含みオゾン層を破壊する可能性が高いということで
1995年に生産中止になりました。
現在はほとんど使われていないと思います。
ただ、とても古いエアコンや冷蔵庫がまだある場合は注意してみてください。
冷媒番号 R-11 R-12 R-113 R-114 R-115
そして次にR22などの代替フロンと呼ばれるガスが使われるようになりました。
こちらは塩素の他に水素も含んでおり、オゾン層を破壊する危険性は少ないようですが
R22については、2020年に全廃の予定です。
現在は代替フロンの一種で新冷媒と呼ばれるガスが主流となっています。
塩素を全く含まず、オゾン層を破壊する危険がありません。
これがR404A・R407C・R410Aなどです。
そしてさらに地球温暖化防止に配慮してR32のガスへの転換も進められています。
ちなみに4年前、我が家で新調したエアコンにはR32のガスが使われていました!
室内機や室外機に冷媒の種類が記載されていますので、ご自分で確認もできますよ。
R22全廃について
先ほど、R22の冷媒ガスが2020年に全廃になると書かせていただきました。
10年以上前のエアコンや冷凍冷蔵庫に多く使われており
全廃になるとR22のガスが値上がりしたり
入手困難になると予想されます。
急な修理などに対応できない事態も想定できます。
10年以上前の機器を使用していらっしゃいましたら
早めの買い替えをご検討ください。
冷媒の種類がわからない場合でも
弊社にお問合せいただければお調べいたします。
買い替えの機器につきまして
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